歯並びを気にした事がありますか?
「なぜ自分は歯並びが悪いのか?」
歯並びにコンプレックスを持っている人はたくさんいると思います。
今は歯列矯正ができる歯科も増えてきたので、昔より歯並びは治しやすい箇所になってきています。
しかし金額や煩わしさから敬遠してしまってる人もいるのではないでしょうか?
今回は『なぜ歯並びは悪くなってしまったのか』その疑問から考えたいと思います。
歯並びが悪い理由は遺伝?
歯並びが悪くなったしまった理由の一つは遺伝です。
遺伝が関与する可能性として 1)歯の生え方(萌出)、2)歯の大きさ・形、3) 過 剰歯や欠如歯、4)歯の生えるもとである顎(上顎骨・下顎骨)の発生があります。
引用元 むし歯は遺伝するのか?
- 歯の生え方
- 歯の大きさ
- 顎の疾患
- 顎の形
遺伝する可能性のあるものはこの4つです。
これに加えて歯並びが悪くなってしまう原因に【環境の要因】があります。
- 指しゃぶり
- 口呼吸
- 虫歯
- 舌の癖
- 片方の歯で噛む
これらの環境の要因が加わって、歯並びが悪くなるという事です。
乳歯から永久歯に生え変わる時に、乳歯が残って邪魔をすれば永久歯は傾いた方向に生えてしまう場合もあります。
歯の生え変わりの時期には、 親が見守って歯医者に連れて行くなどして特に注意をする必要があります。
歯並びを治す方法
歯並びを治す方法に「歯列矯正」があります。
そして歯列矯正にもさまざまな方法があります。
ブラケット矯正
これは歯にブラケットと呼ばれる装置をつけてワイヤーを通し、ワイヤーの力で歯を移動させる方法です。
昔は歯の表面に銀色のギラギラした矯正装置をつけるイメージでしたが、今は透明のブラケットや歯の裏側に着ける「裏側矯正」もあります。
上の歯は裏側矯正で、下の歯は歯の表面に透明なブラケットという事もできます。
私はこの方法で歯列矯正して、周りに歯列矯正してる事を知られた事がありません。
病院によって異なりますが、上下裏側矯正するよりも値段が変わってきたりするので、どの組み合わせで矯正をするかは歯科医院の先生と良く相談してください。
部分矯正
部分矯正は前歯だけ治したいなどという人におすすめです。
他の歯はきれいにそろっているのに、前歯だけガタガタ、出っ歯などという人は部分矯正が適しています。
全部の歯を矯正するよりも費用が抑えられる事も特徴です。
しかし歯列矯正は歯のかみ合わせを重要視すするので、歯科医院で検査をして部分矯正できるかどうかは先生の判断になります。
私も前歯の6本だけ歯列矯正をしたいと言って検査を受けましたが、結局できないと説明をうけ、全部の歯を矯正することになりました。
インビザライン
これはマウスピースで歯列矯正する方法です。
ブラケット矯正と違い、自分で着脱が可能です。
これも透明に近く薄い素材なので、歯列矯正してる事を気づかれにくいのが特徴です。
しかし1日20時間以上装着しなければならないで、付け忘れてしまうと歯の動きに影響がでてしまいます。
インビザラインは自己管理がとても大切になるので、「歯並びを治す!」という強い意志を持って20時間以上の装着を目指してください。
20時間という事は、食事をしたらすぐ歯磨きをしてマウスピースを装着しなくてはいけないという事なので、飲み会などが好きな方は少し大変かもしれませんね。
痛みに弱い方はこちらのインビザラインの方がおすすめです。
歯列矯正のトラブル
歯列矯正にトラブルはつきものです。
最初に必要なら抜歯をしてワイヤーをつけてと、その道のりは険しいものでした。
中には抜歯もしないし、痛みもなかったよーという人もいますが、私は痛みの連続でした。
- 抜歯が痛い
- 奥歯のブラケット装着する時が痛い
- ワイヤーを締め直すたびに2,3日痛い
- 歯が動いてくるとワイヤーが飛び出てきて痛い
- ゴムをつけるのが痛い
痛い思いをしただけでもこれだけ思い出されます。
2週間に1度ワイヤーを交換するのですが、その時に「ぎゅ」と締めるので、2、3日は痛くて豆腐やうどんしか食べられませんでした。
それに比べたらインビザラインは痛みが少ない治療法です。
ブラケット矯正からインビザラインに変更したという人もいるくらいです。
これは歯科医の先生が言っていたので、痛みの少ない矯正方法になります。
歯列矯正後に気をつける事
歯列矯正をして後に気をつけたい事は、歯周病です。
歯が動いた事によって歯茎の再生が追い付かずにブラックトライアングルができてしまう事があります。
歯と歯の隙間にこのような「▼」さんかくの隙間ができてしまう事です。
このような事をちゃんと説明してくれる矯正歯科だと良いですが、私の場合何も説明がなかったので、自分にブラックトライアングルができてるなんて知りませんでした。
そのためブラックトライアングルの箇所を良く磨くという事を最初から意識できずに歯周病になってしまいました。
奥歯にブラックトライアングルができると、鏡を見てもわからないので気をつけてください。
食後は歯間ブラシを使ったり、ジェットウォッシャーを使ったりして歯の隙間を掃除しないと大変な事になります。
ジェットウォッシャーとは 水流で歯垢を洗い流すものです。
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歯の隙間に詰まった歯垢をきれいにとってくれるのはもちろん、歯茎のマッサージにもなります。
これはブラケット矯正していると、とても便利で活躍します。
ハンディータイプの物もあって、充電して使うので出先でも使う事ができます。
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ホワイトニングについて
最後に歯列矯正で歯並びを治したら今度は歯の黄ばみが気になるのではないでしょうか?
きれいな歯並びに白い歯というのは憧れますよね。
実際に歯列矯正した人の7割がホワイトニングをしているそうです。
ホワイトニングには2種類あります。
●ホームホワイトニング
1時間くらいの短い時間で強めの薬剤と光を使って白くします。
●オフィスホワイトニング
マウスピースに弱めの薬剤を塗って最低5時間つけたままにして徐々に白くしていきます。
どちらにするかで値段も変わってくるので、自分の時間や都合に合った方を相談して決めてください。
自分でホワイトニングをしたい!
中には自分で自宅でホワイトニングをしたいという人もいると思います。
そんなときは自宅で簡単にできるホワイトニングの機械もあります。
付属のマウスピースに薬剤を塗って機械に装着して口にくわえるだけです。
薬剤と光が反応して歯を白くしていきます。
自宅で手軽にできる商品から、ホワイトニングサロンなどに行ってするオフィスホワイトニングまで選択肢は色々あります。
歯列矯正できれいになった歯にどんなホワイトニングをするか、自分の時間と都合に合った方法を選びましょう。
まとめ
歯の大きさや形、顎の大きさなどは遺伝する可能性がある。
しかしその後の環境要因でもどんな歯並びになるかどうかは決まる。
歯の生え変わりの時期が歯並びには大事なので、親が気にしてあげる事も大切。
悪くなってしまった歯並びは歯列矯正で治療できる。
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