花粉症の季節になると、「目と鼻がかゆい、鼻水、くしゃみがひどい!」という人はおおいですよね。
私も花粉のアレルギーがあるので、その花粉の飛ぶ季節になると、薬をしっかり飲んで対策しています。
薬を飲むのと飲まないのとでは、全然症状が違いますから、【自分が何花粉のアレルギーで何月から何月までその花粉があるか】という事をしっかり把握して、薬を飲むなり対策が必要です。
アレルギー検査の記事はこちらから読む事ができます。
鼻がかゆい原因は?
鼻がかゆい原因は、ほとんどが「アレルギー性鼻炎」によるものです。
「アレルギー」はからだの免疫システムが関係して起こる症状で、ある特定の物質に対する防御反応が過敏に起こる体質の人に多くみられます。しかし近年は、体質に加えてストレス、食生活、大気汚染、日常をとりまく化学物質の増加なども影響を与えているのではないかと考えられており、現代病の一つともいわれるようになりました。
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「アレルギー性鼻炎」とは、鼻の粘膜に入った異物を排除しようとする反応が過剰に起こり、おもに鼻水、鼻づまり、くしゃみといった鼻炎症状が続く状態をいいます。かぜの合併症としても同じような症状が見られますが、かぜの原因がウイルスであるのに対し、「アレルギー性鼻炎」の原因は花粉やハウスダストなどが多いといわれています。
1番よく聞くのは花粉症だと思いますが、花粉症はアレルギー性鼻炎の中でも「季節性アレルギー」と言われ、花粉のみのアレルギーの事を言います。
花粉の季節は限られているので、花粉の季節が終わると症状は治まります。
しかし1年を通して症状がでる通年アレルギー性鼻炎は上記の通り、ダニやハウスダストが原因のアレルギーなので、1年中症状は治まる事はありません。
いつもする行動する身の回りには、ダニの生息地である様々なホコリが隠れています。
ホコリには1g に対して約 1,200 ~ 2,300 匹ものダニがいます。
スプーン1杯分ホコリの中に約500匹のダニがいるという事です。
この「ホコリ」によってアレルギー症状がでるので、日常生活の中でも気をつける必要があります。
アレルギー症状がでる原因
- 掃除の時のホコリ
- 衣替えをする時服をバサバサする
- ベットの布団
- クッションや枕
これらの中には、ものすごい数のダニがいるというわけです。
そのダニにアレルギー反応してしまうと、《目がかゆくなる・くしゃみがでる・鼻水がでる》という症状が引き起されます。
ダニは目に見えないものなので、予防と対策がとても大切になってきます。
掃除などをする時はできる限りマスクやゴーグルなどをして、症状がでないように心がけましょう。
症状が出てしまうと、日常生活にも支障がでてくるので、症状が出る前に予防してくださいね。
子供のそのサイン見逃さないで下さい
大人は自分で判断して病院に行くことができますが、子供は大人が判断してあげないと知識がないので何もわかりません。
- なんか鼻水がでるなぁ
- 鼻がかゆいなぁ
- 目がかゆいなぁ
子供がそう思っていても、自分から病院に行くことはできません。
今は花粉症という言葉が有名になったので、花粉症の季節なら「花粉症かな」と思えるかもしれませんが、花粉の季節外れに症状がでた場合、ダニやハウスダストのアレルギー症状が出ているという事に気づけないかもしれません。
そんな時に大人が気づいてあげたいのが【子供のサイン】です。
こんな症状があったら、一度病院につれていってあげてください。
私も子供のころからこの症状がありました。
鼻をかくときは拳でグリグリこねくり回してかくのが特徴です。
私の場合は親にも知識がなかったので、「変なことしてるね」と言われるだけで、病院につれていってくれることはありませんでした。
とても苦しいこともありましたが、「ずっと風邪をひいているのかな」と思って自分でも放置してしまいました。
しかし大人になって耳鼻科に行った時に【あなたのお子さん、こんな行動していませんか?】というイラストのポスターがありました。
まさに私が子供の頃してた行動すべてが書いてありました。
変な鼻のかき方も、目がかゆいのも全部アレルギーのせいだったんです。
小学生低学年の頃にはもう症状はあったので、そんなに小さい頃からアレルギー症状がでていたという事になります。
鼻がつまって苦しい事も、目がかゆくて眠れない事もありましたが、病院に行ったら治るという事すら考えつかずにずっと我慢していました。
なので将来自分に子供ができた時や、今お子さんが上記のような行動をしていたら、病院に連れて行ってあげてください。
「そのくらいの症状で」と思う人がいるかもしれませんが、子供が何も言わずに我慢してたりするのはとても可哀そうですよね。
なので症状が悪化したりする前に、ちゃんとした対処法を知る為にも耳鼻科を受診することをお勧めします。
症状を出さないための対策
症状を出さない為には、アレルギーの源を排除することが大切です。
いくら病院で薬をもらっても、アレルギーの源がそばにあったら症状も落ち着きません。
ハウスダスト、ダニがアレルギーの原因の場合、室内のダニを排除して、室内にダニが生息しにくい清潔な環境をつくる必要があります。
■ 室内の掃除は掃除機を使うと思いますが、吸入したダニを再びまき散らさないように注意します。なるべく排気循環式の掃除機を使うようすると良いでしょう。
排気循環式の掃除機がない場合は、掃除機の排気口を窓側に向けてなるべく室外に出すことで、室内に排気を戻さないようにします。
Amazonで探す■ ソファーやカーペットなどの敷物や畳はダニが生息しやすいのでなるべく避けるようにしましょう。床はフローリングの方がダニが生息するのを防ぐことができます。
■ ベッドマット、ふとん、枕にダニを通さないように防ダニ効果のある寝具を使いましょう。ベットマットや枕も定期的に掃除機をかけましょう。
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■ ダニは温度が20℃~30℃、湿度が60%以上で発生しやすくなると言われているので、室温湿度管理してダニの発生を防ぎます。
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鼻のかゆみについてのまとめ
花粉の季節意外に、花粉症のような症状がでたら通年アレルギー性鼻炎の可能性があるので、耳鼻科を受診し、アレルギー検査を受けましょう。
自分は何のアレルギーなのかをしっかり把握し、対策と予防をしましょう。
目や鼻をこすっていないか、鼻づまりで口呼吸になっていないか、くしゃみ鼻水はでていないかと子供の行動を良く見て、症状が出ているようだったら1度、耳鼻科に行くことをおすすめします。
薬を飲むことで症状が出ないように予防したり、症状が強く出た時にすぐ対処できます。
なにもせずに苦しい思いをするより、病院でしっかりアレルギー対策するほうが子供にとっても生活しやすい環境になります。
これを機会にお子様に症状がでてないかを、よく見てみてくださいね。
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