失敗や後悔しない歯列矯正をするための注意

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私は小さい時から歯並びに悩んでいました。
大きい前歯に出っ歯。  大きい犬歯の八重歯。
まさにデコボコの乱杭歯。
そして、口を閉じづらいのもイヤでした。
中学生くらいの時に、八重歯を抜いてくださいと歯医者に行って断れたりもしていました。
本当にすごくコンプレックスで、いつも笑う時なども口を手で隠して笑っていました。
しかし、歯列矯正ってお金かかりますよね。
100万円前後かかります。
そんな大金を出して歯列矯正するなら、今お金かけなきゃいけない事がもっとあると思い、なかなかできませんした。


歯列矯正する歯医者を決める


私が歯列矯正をしたのは、29歳の時です。
まず、矯正歯科選びをしなくてはいけません。
今思うと、ここは本当に大事だったなと後悔しています。
とにかく安く済ませたい私は、値段重視で選んでしまいました。
私の行ってた矯正歯科は、歯につける器具のブラケットが上は裏側矯正、下は表からクリアブラケットの装着で総額予定」65万円でした。
器具代が45万円で、あとは毎月6千円の調整料がかかります。
器具をつける期間2年、器具をはずした後リテーナーを使う固定期間2年で計算した時の金額です。
リテーナーになると3か月に1回3千円の調整料になります。
これは他の他の矯正歯科よりも、確実に安かったです。
なので、検査をしに行ってすぐそこに決めてしまいました。
最初は矯正できる歯なのか、どういう器具を使って料金はどれくらいになるか等の話を聞きに行くだけでOKです。
そこで色々な矯正歯科に行って、値段や治療の仕方、どういう先生かを調べた方がいいです。 

これは、私が失敗した所です。
私が行ったところは、値段はやすいけどアフターケアなどがあまりありません。
歯列矯正はとても高いお金を払ってする事なので、初めての事だし、とっても不安ですよね。
矯正中はちょっと何か気になる事があれば、何でも聞きたいし、どういう治療経過なのかも色々聞きたいです。
こういう事を気軽に聞けるような先生にする事が大事だと思います。
私は矯正中、何1つ先生に質問した事がありません。
安いからなのか、とても忙しく、目をつぶっている内に先生は次の患者さんの所に行ってるし、いつも不機嫌そうで話しかけづらかったからです。
だから、気にる事があったらネットの歯の掲示板みたいな所で質問していました。
でも矯正は1人1人の違った症状を先生が判断して治療していく事なので、見てもいない人に解決なんてできないんです。
だからやっぱり担当の先生に質問するのが1番いいです。
こういう所で、どういう先生かと言うのは重要です。


最初に要望を言っておく


歯医者が決まったら、最初にどうしたいのか言うのいいと思います。
「顎の割に歯が大きいので、綺麗には並ばないかもしれないですが、今よりは良くなりますよ。質問ありますか?」
と最初に聞かれて、「え? あ、ないです・・・。」となり、それから矯正が終わるまで、何も言えずに終わりました。
本当は、「ここがイヤで、なるべくこうして、こうなりたいです」という要望はありました。
しかし矯正の知識など何もないし、綺麗に並ばないかもと言われて、それなら任せてできるだけ良くしてもらったほうがいいのか・・・と何も言えませんでした。
中にはかみ合わせなどを重視してあまり並びを気にしない先生などがいるので、最初に並びを綺麗にしたいんだという事を伝えた方がいいと思います。
私は矯正歯科は、歯の並びを綺麗にしてくれる所と当たり前に思っていましたが、噛み合わせがいいなら前歯の数ミリのズレは治さない場合もあります。
歯は数ミリの違いでもガタガタに見せるものだし、せっかくなら綺麗にしたいですよね。


矯正中のトラブル


歯列矯正中は、トラブルがたくさんあります。
歯が痛くて食べれない
・針金が飛び出して刺さる
・歯についてる器具がとれる
・ブラッシングがしずらくて、歯茎が腫れる
・口内炎ができる

こんな事は日常茶飯事です。
矯正を始めた1年は本当に大変でした。
私は3年間器具をつけての矯正をしていたので、あとの2年はもう慣れた物でした。
それを助けてくれたものです。

これは今でも愛用していて、もう2台目です。
矯正中の歯ブラシは本当に大変です。
器具や針金に挟まった食べかすは、歯ブラシだけじゃとれないし、歯ブラシの毛の奥に食べかすが入り込んだりします。
でもこれを使用したら、すぐ食べ物が水圧で流しだされてラクに歯磨きができます。
水圧は5段階あるので、歯茎のマッサージにもなり、矯正中になりやすい歯茎の腫れも防げます。
外出やお泊りには、携帯用のジェットウォッシャーです。
充電式なので、お泊りの時とかには便利でした。

矯正中の歯ブラシはこれを使っていました。

歯ブラシは狭いところに入るような、コンパクトのほうが使いやすかったし、器具に引っかかりすぐダメになるので、ずっとこれを使っていました。
まとめ買いする場合はこれです。

後は歯ブラシの時に、フロスを使ったり、歯科用の鏡で歯の確認をしたりしていました。
これはドラックストアの歯ブラシコーナーなどに売っています。
私の矯正中はこれで乗り切れていましたが、はやり色々な事で悩みました。
まずブラックトライアングルというのができた事。
これは最初から先生に何の説明もされていませんでした。
大人になってから矯正をすると、けっこうな確立でできてしまうらしいです。
歯が動いた事で、歯茎と歯の間に三角の隙間ができます。
私の前歯は大きく動いたので、出来てしまいました。
しかも、私の歯は三角の形に近いので余計できたようです。
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こういう事ですね。
今はリテーナーの時期に入って1年たちますが、私は今の歯に不満です。
お金をかけて矯正したのに、思ったように綺麗にならなかったのが、ショックでした。
今も前歯は少し出ているし、八重歯は奥に下がったけれど、吸血鬼のような鋭い歯が他の歯より長いままです。
でも口は閉じるし、人並みにはなれたなと思って、矯正しないよりはした方が格段に良かったです。
だから、これから矯正を始める人には失敗や後悔をしてほしくありません。
いい矯正歯科と、いい先生に出会えるように、歯医者探しは慎重に探してほしいものです。


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